ブラジルのダム決壊で200人が行方不明に 日本のダムは大丈夫?
2019年、1月25日にブラジルのベロオリゾンテのダムが決壊した
そして濁流が近辺の町を飲み込み、200人以上が行方不明となったわけだが
日本のダムは決壊する心配はないのだろうか?
日本のダムにおいてもこのような被害は起きている
1941年、集中豪雨により幌内ダムが決壊、幌内集落は濁流に飲まれ、60人の死者、220人の罹災者が出た
原因は劣悪なコンクリートを使用したことによる耐久性の不足。
劣悪なコンクリートとは。
建築業界で使われるコンクリートには耐久性を保障するためにさまざまな基準が設けられている
これらをクリアしたコンクリートしか工事で扱うことが出来ないわけだが、なんと抜け道があるのだ
審査の際は、通常のコンクリートで審査を通り、運搬過程で水を混入させるのだ
こうすることにより、カサ増しによるコスト削減、薄めたコンクリートは早く乾くために工事時間の短縮が図れる
これが劣悪なコンクリートの正体だ
このダムが決壊したということは少なくともその時代に造られた建築物は耐久性が脆い可能性が高い
さらに建築業界に勤める身内によるとコンクリートへの水の混入は未だに平然と行われているらしい
ダムだけでなく、あらゆる建築物が危険だということだ
もしもダムの近辺に住んでいる方がいるのなら、早く住まいを移した方が良さそうであるし
自身の住まいの耐久性を今一度、点検するのも良いかもしれない
災害はいつ来るかわからないので。
以上です