大学入試の際にすべき2つのこと
私は現役で大阪大学に不合格になり、浪人を経て京都大学に合格しました
その経験を踏まえて大学入試に臨むにあたってすべきだと思うことを2つ書こうと思います
1.勉強の習慣化
これが最も大事だと思います
毎日決まった時間に同じ分だけ勉強する習慣をつくりましょう
この習慣をつくるのが早ければ早いほど強いです
現役時の私は「モチベーションが低い時に勉強するより高い時に勉強した方が効率が良い」ということを理由に、気分で勉強時間を決めていました
春〜夏は時間に余裕があったのでそれでも問題なかったのですが、本番が近づいてきた秋〜冬に勉強を習慣化できている人との差が出てきました
勉強が習慣化できている人がモチベーションの高低に関わらずコンスタントに勉強できていた一方、私は模試の結果が悪かったり疲れていたりして気分が乗らない時には集中して勉強ができなかったのです
モチベーションが高い時にしか勉強してこなかったことで、気づけば自分の調子が良くない時には集中して勉強できないようになっていました
受験後半でメンタルに負荷がかかるようになると、そのストレスをどれだけ勉強するという行為に利用できるかが重要になってくるのですが、勉強の習慣化ができていないとストレスを勉強以外の行為で解消するようになる可能性があります
(受験 合格とか受験 落ちたなどと検索したり、過去の良い結果が出た模試を眺めたりして時間を無駄にするようになります)
これが最悪で、ほんの少しの差が合否を分ける受験においては致命的な弱点になります
実際私は前期、後期とも大阪大学を受けたのですが前期は2.6点、後期は0.6点足りずに不合格となりました
これから受験に臨む人たちにはこのようになってほしくないので、ぜひ勉強のルーティーンをつくる努力をしてくれればと思います
2."こなした"と"覚えた"を同じにしない
限られた天才以外はものを覚えるのに複数回の復習を必要とします
よく一問につき○回復習などと言われますがあれは嘘です
「覚えるまで繰り返す」という意識で復習しなければなりません
一問に対する復習の回数を決めてしまうと、その回数だけ復習を"こなす"ことが目的となってしまいがちです
これだと小学生の漢字ドリルで同じ漢字を10回書き写すのと同じくらい勉強効率が下がってしまいます
実際は頭が働いておらず、ただ字を書く作業をして勉強した気になります
勉強時間は多いのに成果が上がらない人はこうなってしまっている可能性があるので注意が必要です
あくまで勉強の目的はその内容を"覚える"ことだということを常に忘れないようにしましょう
テストの前日の夜に必死にテスト範囲の内容を頭に詰め込む感覚で毎日勉強できるのが理想です
主に言いたいことは以上ですが
最後に受験にあたって携帯アプリやスマブラを止めるべきかという疑問について答えておこうと思います
私はソシャゲはやめるべき、スマブラは勉強時間が確保できているのならどちらでも良いと思います
毎日のログインやイベント参加が大きなメリットとなるソシャゲはかなり勉強の邪魔になります
限定のイベントなどがあると勉強している途中でも気になって集中できない、というようになってしまうのでソシャゲは封印しましょう
受験生は「ソシャゲを開くぐらいなら単語帳を開く」ぐらいの意識を持ちましょう
スマブラに関しては自分で時間を管理できるならやっても良いと思います
私は浪人時、月〜土は朝8時半から夜9時40分まで、日曜は朝8時半から夜6時まで予備校で勉強するという1週間を繰り返していました
月〜土は家に帰ったら10時でしたが、それから0時くらいまではYouTubeで自分の好きな実況者の動画やアニメを見たり、3DSをプレイしたりして全力で遊びました
それが次の日のための英気を養うのに役立ったし、帰ったら遊べるという楽しみがあったから頑張れていたと感じます
このように勉強の邪魔にならない程度に管理しながら、ストレス発散にゲームを役立てられるのならば断絶する必要はないと個人的には思います
受験生の方は恐らく大変な1年になるでしょうが誘惑に負けずに頑張ってください!
ではでは!