スマブラsp 初心者必見! フレームを理解しよう その1 地上攻撃欄
フレーム(frame)とはゲーム内での時間単位を表す用語です
スマブラを始めとした格闘ゲームにおいては技を出すのにかかる時間や技を出した後の後隙の時間を、フレームを用いて○Fのように表現します
スマブラでは1F=1/60秒となっており、こちらのサイトで全キャラの技のフレームがまとめてあります
https://www.google.co.jp/amp/s/www65.atwiki.jp/smashsp_kensyou/pages/46.amp
フレームと聞くと、ガチ勢が利用するもので初心者やエンジョイ勢にはあまり縁がないもののような印象を私はもっていたのですが、最近はむしろ初心者こそ知らなきゃいけないことではないのかと感じ始めるようになりました
そう思うようになったのは初心者のプレイを見たことがきっかけでした
ネスvsクラウドで相手のクラウドのDA(ダッシュ攻撃)をガードした時のことです
クラウドのDAは後隙が大きいので確定反撃を取ることができるにもかかわらず、ネス側は後ろに地上回避をしてしまいました
確定反撃とは相手の攻撃後の、動けない時間(硬直の時間)に確実にヒットするフレーム数の技を当てることです
もしお互い0%の状態でネス側が「クラウドのDAは確定反撃を取れる」ということを知っていたなら、ガーキャン掴みからの下投げ空前×2コンボで30%のアドバンテージを取ることができます
クラウドの%が高いなら、後ろ投げで崖外に出して復帰阻止の展開を作ることもできます
このように確定反撃を取ることがスマブラで最も重要とも言える技術で、相手のあらゆる技に対して確定反撃を取れるようになることが脱初心者の第一歩となります
「では、どうやったら相手の、どの技が確定反撃を取れるものだとわかるの?」という疑問を解消してくれるのが先ほどリンクを貼ったサイトのフレーム表です
クラウドのDAを例としてフレーム表の地上攻撃欄の見方を説明していきます
見方
上に貼ったサイトによると
クラウドのDAに関するフレームはこのようになっています(上から4、5行目です)
判定持続というのは攻撃判定がどのくらい長さで、いつ発生するかを示しています
この場合だとDAを出してから9〜13F、14〜18Fに攻撃判定が発生します
9〜13Fの攻撃は発生・ほん当て、14〜18Fの攻撃は持続当て・カス当てなどと呼ばれます(俗称です)
技の発生と持続当てではダメージ量や吹っ飛ばしの大きさ、ベクトルが異なっています
発生
持続
次に全体フレームについてです
技を出してから次の行動が可能になるまでの時間を指します
(後で技の後隙を計算するのに使います)
基礎ダメージは大乱闘での技のダメージ量
ダメージ(1v1)は1対1での技のダメージ量となっています
ガード硬直はその攻撃を相手がガードした場合にガード状態を強制的に継続させる時間を表しています
ダメージ量が大きいほどガード硬直は長くなる傾向があります
DAの発生と持続の硬直時間を比べてもらえればわかると思います
備考にはその技の特徴が書いてあります
知っておくと便利な情報が載っているので、書かれている内容は覚えておくことを勧めます
以上が見方です
次にフレーム表の使い方について説明していきます
使い方
クラウドのDAで見ていきましょう
クラウドのDAは
・9〜13F目の時にガードするとガード硬直は10F
・14〜18F目の時にガードするとガード硬直は8F
・全体フレームは45F
となっています
ここからクラウドのDAをガードした際にどれだけ先に動けるフレーム(有利フレーム)が与えられるかを求めます
9F目をガードした場合
45-(9+10)=26F
18F目をガードした場合
45-(18+8)=19F
(クラウドのDAモーションを終えるまでの時間)から(ガードするまでの時間+ガードしてからガード硬直で動けない時間)を引いています
この計算からクラウドのDAをガードすると19〜26Fの有利フレームを得られるということがわかります
次はこのフレームでこちらがどんな攻撃をできるかです
ガードを解除するのに11Fかかるので、基本的には反撃にガードキャンセル行動を使うのがオススメです
ガードキャンセル行動についてはこちら
スマブラsp 初心者必見! ガードを攻撃に繋げる方法 - スマブラsp 大好き人間 けけけの奮闘記
自分のキャラのフレーム表を見てどの技での反撃が可能かを確認し、その中から相手の%や復帰力、ステージ上の位置など様々な条件を考慮して最も良い選択を取れるようにしましょう
同じキャラに勝てない場合は一度そのキャラのフレーム表を見て、どの攻撃に対して反撃を取れるかを考えてみると良いかもしれません
地上攻撃については以上です