スマブラsp 勝敗を分ける!? ベクトル変更の極意
ベクトル変更とは
吹っ飛ばされる瞬間に移動スティックを倒すことで吹っ飛び角度に干渉できる仕様のことです
しばしばベク変と略されます
ベクトル変更を正しく行うには
技を受けた時に咄嗟にスティックを倒せる反射神経と
相手の技の吹っ飛び角度に関する知識が必要となります
反射神経に関しては慣れですし、知識に関しても対戦を重ねていくにつれて自然と身につくので、とりあえずこの記事で「知識さえあれば正しいベクトル変更ができる」状態になってもらえればと思います
この記事でわかること
1.ベクトル変更の入力受付期間
2.最適なベクトル変更の方向
1.ベクトル変更の入力受付期間
結論から言うと、吹っ飛ぶ瞬間です
↑これは攻撃に当たった瞬間、1F目です
※1F(1フレーム)というのはトレーニングモードの1コマのことで、1/60秒を表します
攻撃に当たって1F目から吹っ飛ぶまで→方向にスティックを倒すと
この程度の吹っ飛びとなります
次に攻撃に当たってから16F目(吹っ飛びに入る直前のフレーム)
この時に→方向に倒すと
1F目から→方向に倒した場合と全く同じ吹っ飛び方をしました
攻撃に当たってから17F目
ヒットストップが終わって吹っ飛び始めた瞬間に→方向に倒すと
ベクトル変更をしていない時と同じ飛び方をしてバーストします
では1F目から15F目、かつ17F目以降に→方向に倒すと
ベクトル変更をしていない時と同様となります
以上の検証からベクトル変更は
吹っ飛びに入る前の
直前のこのフレームに入力しておく必要がある
ということがわかりました
吹っ飛んでいる最中に移動スティックを倒したり、攻撃を受けてから最初の方だけ移動スティックを倒したりするのは意味がないということなので注意です
2.最適なベクトル変更の方向
基本的には吹っ飛ばされる自分のキャラが画面の右上や左上の隅に飛ぶようにベクトル変更します
その方が画面外にキャラが出るまでの距離が長くなるからです
しかし、この時に↗︎や↑、↖︎といった上方向成分を入れるのはNGとなっています
このゲームでは何故か上方向にベクトル変更をすると吹っ飛びが大きくなるという仕様があるため、上方向にベクトル変更すると仮にキャラが隅に飛んでも、そもそもの吹っ飛びの距離が長くなっているためにバーストしてしまう、ということがあります
ウルフの下スマッシュをベクトル変更して確かめます
ベクトル変更無しだとかなり低いベクトルでバーストします
→方向にベクトル変更すると
ベクトルがやや上になり、生き残ります
ここで↑にベクトル変更すればもっと余裕なのではないかと思いますが
先ほど説明した通り、ベクトルが良くなっても吹っ飛び距離が長くなってしまうのなら意味がなく、バーストしてしまいます
↗︎にベクトル変更しても同様です
よって←から↖︎にかけては
→方向にベクトル変更するのが最も生存確率が高いと言えます
ではいつも←や→に変更すれば良いかというとそういうわけではありません
ガノンのNBがちょうど隅に飛んでバーストしない場合に
→にベクトル変更すると
角度が大きくなりすぎてバーストしてしまいます
ちなみに↓の場合は生き残ります
ヨッシーの上スマッシュのベクトルは↖︎と↑の間です
ベクトル変更しないと生き残るのに
→に変更するとバーストしてしまいます
この場合は←に変更するのが最適です
上投げによるバーストも←や→に変更することでバーストを避けられます
ミュウツーの上投げ
ベク変無し
←に変更
耐えることができます
以上さまざまな例を出しましたが、ポイントとしては
・吹っ飛びに入る直前までに方向入力
・とにかく隅に飛ぶように変更
・変更の際に上方向は使わない
ということです
ストックを失うか失わないかが決まる大事な技術なので、正しい変更ができるように徹底しましょう
以上です
↓同じく仕様系の記事
スマブラsp 初心者必見! 知らないと困る仕様集 - スマブラsp 大好き人間 けけけの奮闘記
ではでは!