スマブラsp スネーク解体新書 スネークの立ち回りからバーストまでの使い方全て
この記事は日本で1番強いスネーク使いであるshogunさんの発言やプレイから有益な情報を抽出したものです
恐らくどのレベルのスネーク使いにとっても参考になるものだと思うので、少しボリュームがありますがぜひ最後までご覧ください
今後の説明がわからない人が出ないようにスネークに関する基本的な仕様を説明しておきます
(既に知っている方は読み飛ばしてください)
スネークのNB=手榴弾
Bを押し続ける限り持ち続ける
ガードをするとその場に落とす
下B=c4
一度下Bを押すと設置、もう一度下Bを押すと起爆
目次
1.キーコン
2.必須テクニック
3.立ち回りの基礎
4.スネークの基本的な戦い方
5.手榴弾を用いたセットアップ
6.バースト手段
7.スネークを使う上での注意事項
8.スネークが不利のキャラ
1.キーコン
スネークを使うにあたっては
絶対にcスティックを強攻撃にしてください
スネークは上強がメインのバースト手段の1つなのですが、cスティックを強攻撃にしていると
ステップから即座に上強を出すことが出来ます
これがないとスネークの強みを最大限に引き出せないということで、cスティックを強攻撃に設定しましょう
そしてスネークは割とスマッシュを打つ機会が多いのではじき入力は出やすいにすることを勧めます
2.必須テクニック
スネーク使いのプレイ動画を見た方ならわかると思いますが、スネークは本来なら着地が弱いところを
空中ダッシュ、通称空ダ
という技術でごまかしています
空ダには1〜4式があるのですが、
1式と3式は必須です
4は任意、使えれば強い程度で2はいりません
※やり方はグーグルやYouTubeで調べてもらえればとてもわかりやすい解説が載っているのでそちらをどうぞ!
トレーニングモードでまずはNBと下Bで1式と3式を安定して出せるよう練習しましょう
3.スネークのコンボ
a.低%の時
上投げ上強
後ろ投げDA
b.50%付近まで
手榴弾をガードしてその場に落とし、それを拾った状態(以後、手榴弾持ちと表記する)で敵のそばでガード
→手榴弾が当たる
→相手の位置に対応して空Nや空後
c.80%付近
下Bを敵に貼り付ける→後ろ投げ→起爆
※このコンボは下Bを貼り付けるのが難しく、実用性が薄いですが一応書いておきます
スネークのコンボで決まっているのはこのくらいのものです
基本はコンボというより手榴弾やDAで少しずつ%を貯めていきます
一応、手榴弾を組み込めばアドリブ要素が高いものの、どの状態からでもコンボができます
なので手榴弾がどのくらい相手をふっ飛ばすのかの感覚を養って、ふっ飛ぶ先に攻撃を置けるようになりましょう
4.スネークの基本的な戦い方
基本的にスネークは待ちのキャラです
遠距離では、連射力のある飛び道具をもつヤングリンクやピカチュウなどのキャラが相手でない限り、向こうから距離を詰めてくるのを待ちましょう
(リンクやトゥーンリンク程度なら待ち勝てます)
ステージを終点だとすると、スネークの目の前にc4を設置してから手榴弾を投げまくると相手の動きが制限されて読み合いに勝ちやすいです
手榴弾は2つとも遠くで投げるのではなく、1つは自分を守るために手前に投げるようにしましょう
2つとも遠くに投げてしまうとダッシュで距離を詰められた時に不利を背負ってしまいます
遠くに投げる方の手榴弾は相手のいる位置に止まるように投げるか、時間を調節して相手の位置で爆発するようにするのがベストです
勢いよく投げてしまうと、避けられた時に手榴弾が場外に出てしまい、相手にプレッシャーをかけることが出来ません
中距離(手榴弾をギリギリ使える距離)
まで詰められると、相手の中距離飛び道具がこちらに届くようになります
(マリオのファイヤーボールやウルフのブラスターなど)
この辺りからこちらから距離を詰めることを考えます
スネークのしゃがみ姿勢は低く、一部の飛び道具はしゃがむだけで避けられるので、こういう飛び道具の場合はしゃがんでおけばひとまずは大丈夫です
一方、伏せたスネークに当たる飛び道具持ちの場合は、ある程度近い距離を保った状態でそれを連発してくる場合があります
こういう場合は、飛び道具と飛び道具の間にどうにか手榴弾を抜き、相手の近くに放り投げて飛び道具の連発を止めてから距離を詰めましょう
詰めた後は接近戦です
相手キャラがスネークに対し、有効な飛び道具を持っていない場合は手榴弾をかいくぐりながら距離を詰めようとしてきます
その時、スネークの手前にc4を仕掛けているとそれを警戒して、c4の上をダッシュで通りすぎるか、ジャンプで飛び越えるかしてきます
c4の上をダッシュで通りすぎる相手の場合は唐突なDAが有効です
スネークのDAは横移動が速く、反応しづらいため相手もダッシュしていると当たりやすいです
さらにこのDAは近くで出せばガードされてもめくる(相手の後ろ側に回る)ために反撃を受けにくいということで打ち得です
ジャンプで飛び越えてくる相手には5のセットアップが有効です
ジャンプした時点で加速する手段はないので、タイミングを見計らって手榴弾を使うことが出来ます
近距離の手榴弾を使えない距離まで詰められてしまったら、前後にステップで揺さぶって相手に攻撃を振らせてからDAを当てて突き放すか
一度、相手からどうにか距離をとって手榴弾の栓を抜いてから再び近づくなどの工夫をしましょう
(近接戦闘のセンスがある方はセンスに任せてください)
ちなみに牽制も無しにガン逃げするのではスネークは勝てません
手榴弾は栓を抜いてから爆発までにラグがあるので無警戒にダッシュで近づかれれば単純な接近戦となるからです
無警戒に近づいてきたら反撃があるのだということを示してこそ手榴弾もDAも威力を発揮します
そのように相手に思わせるよう立ち回りましょう
以上の遠、中、近距離を通して
軽量キャラなら90%付近
中量キャラなら110%付近
重量キャラなら130%付近
まで%を蓄積させるのを目標の1つとします
これらの%は上強でのバーストラインです
ピチューなら84%
マリオなら106%
デデデなら124%
(ベク変なし)で撃墜です
%を貯めたら距離をとる意味もあまりないので積極的に6のバースト手段を実行しましょう
それでも%ばかり貯まって撃墜できない場合はいっそ159%まで相手の%を貯めてしまいましょう
159%だと掴み→下投げ→上強が確定します
つまり掴みが確定撃墜択となるのです
しかし159%貯まるまで撃墜を我慢する意味もないので、即座にバーストを狙う過程でたまたま159%貯まったから掴みも撃墜択に入れるくらいの気持ちが良さそうです
これが大まかなスネークのバーストまでの流れです
ここから細かい部分に入っていきます
5.手榴弾を用いたセットアップ(接近戦)
1番気になるところではないでしょうか
スネークは攻めてくる相手、密着している相手に対しては手榴弾を利用しつつ近接戦を行います
DAや上強、下強など優秀な技はあるものの、単純な近接戦闘能力では他キャラにやや劣りがちだからです
上手く手榴弾を使いこなせれば、「駆け引きで負けても相手が手榴弾に当たる」という必ず引き分け以上になる状況がつくれます
その状況を作りだすためのセットアップです
覚えて体に馴染ませましょう
はじめに
手榴弾の起爆時間は2.5秒
これは手榴弾を出してガードで地面に置いてから上強や横強などで攻撃を出しながら手榴弾を掴み、ステップを数回して投げるとちょうど爆発するくらいの時間です
つまり手榴弾を掴みながら攻撃すると、その攻撃が相手にガードされたとしても、攻撃後にガードを固めることで相手が反撃する頃には手榴弾が爆発するという状況をつくり、投げ以外の攻撃を牽制することができます
(投げはモーション中に無敵が発生するため、手榴弾の爆風を無視できる)
セットアップにはこの仕様を利用します
相手が接近してくる時のセットアップ
1.手榴弾→相手に接近→ガード→上強→手榴弾を投げる
2.手榴弾→相手に接近→ガード→ガーキャン空下→手榴弾を投げる
横強や空後などでも出来るのですが、この2つが最も反撃を受けにくいのでオススメしています
注意点としてはBを押すと、手榴弾を抜いて投げるかガードして地面に落とすまでは完全に無防備なので相手の速さと距離を計算して、隙を突かれない距離でBを押しましょう
相手の距離が遠い内に手榴弾を1つ手前投げ
(スネークの背中方向に移動スティックを入力して投げる投げ方)
しておくと相手が手榴弾を警戒して距離をとってくるので2つ目の手榴弾を使いやすいです
1はc4を飛び越えて空中から攻撃を仕掛けてくる相手に有効です
上強の判定は割と強いので相手の空Nなどとかち合えば勝てます
2はジャンプで接近してきた相手がすかし掴みを狙ってきた場合に有効です
スネークがガードから最速で出せる攻撃は空下攻撃で、地上の相手に攻撃判定を出しながら横移動できるということで優秀な技なので積極的に使っていきましょう
手榴弾をブラフに使うセットアップ
1.手榴弾→ガード→DA
2.手榴弾→ガード→ダッシュ掴み→下投げ→回避起き上がり読み上強またはその場起き上がり読み空下
3.手榴弾→掴み
1については手榴弾の栓を抜いた直後に詰めてくる相手に差し込みます
手榴弾→ガード→手榴弾を掴む→投げる
という動作を頻繁にすればするほど1が有効になってきます
2についてはDAを警戒してガードを固めた相手に有効になります
このセットアップの強いところはガードでその場に置いた手榴弾が、下投げ後の相手の起き上がりの択を1つ潰す役割を果たすところです
相手がどういう起き上がり方をするかは完全にジャンケンですが、初見なら反射的に手榴弾から離れようと回避起き上がりをしてしまう傾向があります
3については手榴弾をもって相手に接近した時、その手榴弾が爆発寸前だと相手はガードを固める傾向があるのを突いたセットアップです
掴みが成功したら手榴弾の爆発するタイミングに合わせて投げましょう
6.バースト手段
1.上強系
2.横強、下スマ系
3.崖側、復帰阻止
4.c4
1について
スネークにとってはジャストガードが重要な技術となっています
タイミングの読みやすい空中攻撃はジャスガすれば上強が確定するからです
相手の%が貯まったら相手の空中攻撃は全てジャスガするくらいの気持ちで挑戦しましょう
その場回避上強も重要です
スネークが手榴弾を出すと、相手はガード読みでダッシュ掴みをしてくることがよくあるのでその掴みをその場回避で避けて表裏確認をしてから上強を打つ練習をしましょう
2について
120%くらいになるとステージ端で横強や下スマを当てれば撃墜できます
また125%以上なら
掴み→下投げ→横強
が確定します
125%以上貯めて、崖際で崖方向を向いて掴むことができれば撃墜できるということも頭に入れて立ち回りましょう
3について
低%帯でも相手キャラによっては撃墜できる手段となります
復帰が弱い、軌道が読みやすいキャラが相手ならひたすらに崖外に出すことを考えて立ち回るのも良いです
復帰阻止に関しては横Bのニキータを使いましょう
空中機動力の無いキャラ(ガノンなど)が相手だとかなり刺さります
ニキータを出せるほど相手が崖外遠くに吹っ飛ばなかった場合は崖際で狩りましょう
その際は上スマを連打します
上に打った迫撃砲が崖の近くに落ちるような位置で連打してください
相手が崖を掴んでから少しの間は崖掴みの無敵がありますが、相手が崖から上がらず無敵が切れたら爆風が当たってしまいます
つまり相手としては無敵が切れる前に崖から上がらなくてはいけないのですが
ジャンプ上がりと攻撃上がりは確実に無理なのでその場上がりか回避上がりを選択します
タイミングが合えば、下スマで両方狩れるため相手が崖から上がるタイミングで下スマ、というのが安定択です
その場上がりは上スマ2発と下スマでシールドが割れてしまいます
なので相手としてはその場上がりをしてしまうと、どうにかガードを使わずに避けなければならないのですが
上からは迫撃砲が降ってくるのでジャンプはできず、スネークの後ろに回り込むように移動回避するくらいしかありません
そこに下スマを打っていれば当たるという訳です
次に移動回避ですが
この上がり方をする人が最も多いので確実に狩る練習が必要です
転がっている途中の相手に下スマを当てることはできるのですがタイミングがかなりシビアです
よって回避上がりを一点読みするなら上強やDA、掴みで狩ることをオススメします
下スマが安定、回避上がりを読めるなら他の選択肢を選ぶ、というのが良いと思います
もし迫撃砲を打つ暇がない時は手榴弾を崖際に置きましょう
ジャンプ上がりか回避上がりを誘発できます
7.スネークを使う上での注意事項
・横スマは禁止です
発生が遅く、隙も大きいため打っても良いことがありません
他キャラで横スマを打ちたくなるような場面では下スマを使うのが良いです
・復帰は基本、上から
スネークの上Bはスネーク本体がかなり無防備になります
下から復帰してしまうとメテオや崖メテオの餌食となってしまう場合が多いです
もし低いベクトルで飛ばされて下から復帰せざるを得ない時は手榴弾を崖際に投げ込みましょう
相手の動きをある程度、制限してくれます
・無闇に手榴弾を出してはいけない時がある
フシギソウのはっぱカッターやロックマンのリーフシールドなどの貫通効果のある攻撃をもつキャラの前で無闇に手榴弾を出すと、手榴弾が爆発させられ無駄にシールドが削れてしまいます
また動きの速い相手の前でも注意が必要です
手榴弾を出す硬直時間に間合いを詰められて不利になる場合があります
手榴弾の頻度はキャラによって変えましょう
8.スネークが不利のキャラ
ゼロスーツサムス
フォックス
ネス
リュカ
ヤングリンク
ロックマン
パルテナ
などです
かなり頻繁に見かけるキャラに不利をとるのが辛いところですね
ひとまずは以上です
スネークはかなり自由度の高いキャラで、その分伝えるべき情報も多いのでまだまだこれだけでは書き足りていません
情報が入り次第、随時更新しようと思います
↓愚か者の愚痴
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個人的にはスネークはかなり難しいキャラだと思います
スマブラXをやり込んでいない人には敷居が高いかもしれませんが、対策できていない相手に対しては猛威を振るうので
使い込む価値は充分あると思います
ぜひ挑戦してみては
ではまた!