国語現代文センターもいける！京大生が教える簡単点数アップ法

センターの国語は運ゲーではない！

というわけで今回は

実は案外知られていない国語の問題を解くコツを紹介していこうと思います

主は今こそしがないゲーマーですが

一応京大生でセンター国語は本番で194点を取ったことがあるので信用していただいてよろしいかと(隙自語)

では本題に

本日紹介するのは「どういうこと問題」と「理由問題」です

1.どういうこと問題

よくセンターの現代文や小説で

下線部が引かれて「〜〜〜」とはどういうことか、どういう意味か

という問題があると思います

実はこれ数学のような回答の方程式があるんです

著作権の問題で具体的な問題を提示できないので、みなさんがもってる問題集か何かを見ながら手順に沿ってやっていただければと思います

手順は

a.下線部の引かれた文を分節化する

b.分節化した文のそれぞれを、他の言葉で言い換える

これだけです

例えば

「私はそれを知って雷に打たれたような感覚に襲われた」

という文に下線部が引かれていたとします

これを分節化すると

「私は/それを知って/雷に打たれたような感覚に襲われた」

こうなります

次にこれを他の言葉で言い換えます

まず「私は」

これはそのままで良いと思います

問題によっては「彼」の代名詞を具体的な人の名前にしなければならない場合があります

次に「それを知って」

どういうこと問題に必ずついてくるのが「指示語」です

文章の中から指示語が何を示しているのかを的確に抜き出す必要があります

しかし所詮、抜き出せばいいだけ

答えは指示語以前の文章にあります

間違い探しのようなものなので落ち着いて探しましょう

最後に「雷に打たれたような感覚に襲われた」

小説にありがちなのですが慣用表現や感情表現は

己のフィーリングや知識に頼るしかないことがあります

この表現だと「衝撃を受けた」くらいで変換すれば良いのですが

わかりにくい表現や、知らない慣用表現が下線部となっていた場合には

話の流れからや登場人物に成り切って想像するしかありません

ここは国語のセンスが問われますね笑

以上のプロセスから

「私は〜〜〜ということを知って衝撃を受けたということ。」

という回答が出来上がります

記述式ならこれを書けば良し

センター国語ならこれに近い選択肢を選べばオッケーです

2.理由問題

下線部が引かれて「〜〜〜」はどうしてか、なぜか

という問題、とても多いですよね

みなさんは「〜から」などを探してしまってはいませんか？

これはドツボにハマっている可能性があります

この問題を解くキーワードは「順接」です

みなさんは「順接」を意識して文を読んでいますか？

順接というのは「〜して」のような、とにかく２つの文を肯定で繋ぐ繋ぎ方になります

(ちなみに「しかし」や「〜だが」は逆接といいます)

この順接にはとんでもない威力があります

例えば

「雨が降って、運動会が中止になった」

『運動会が中止になった』に下線部が引かれて、それはなぜか

という問題があったとしたら答えは

「雨が降ったから」となります

このように順接で繋がれてる文は密接に関係しており、一方がもう一方の理由、原因になっている場合が多いです

下線部を引いて理由を問う問題を作る時、その理由が文章に明確に示されている必要があるので出題者の方もこういう手法を利用しているんです

実際に問題を作っている予備校講師が言ってました

ということでさっきの文を利用して

『雷に打たれたような感覚に襲われた』のはなぜか

という問題があったとしたらみなさんどうしますか？

「私はそれを知って」の部分が答えの元となると気付いて

「私は/それを知って」に分節化し

「私は〜〜〜ということを知ったから」という回答を導き出すと思います

理由問題も答えの元の部分を見つければ、後はどういうこと問題になります

ということでまとめると

理由問題を解くためには

下線部が引かれた部分を含む一文をしっかりと見る

↓

順接があればそれを答えの元とし言い換える

これです

どうでしょうか？

当てはまらない問題があれば申し訳ないですが、とりあえずこれが現代文、小説を解くための基礎の部分です

曖昧に解いていた国語に自信をもてればセンター当日のメンタルの安定感は段違いです

あとこれは二次試験にも使えるのでぜひ利用したください！

↓メンタル管理のススメ

勉強が辛い、やめたいそんな時のメンタル回復法 - スマブラsp 大好き人間けけけの奮闘記

では